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お題「夫婦の馴れ初めを教えて下さい。参考にしますので(笑)」

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夫が外国人だと言うと、いまだに驚かれる。そして必ず聞かれるのが、「どこで出会ったの?」だ。


国際恋愛・結婚が珍しくなくなったとはいえ、一体どこからグローバルなロマンスが発生するのか、興味のある人は少なくないようだ。そこで暫定18人の読者のために、よくある「国際恋愛の出会いのパターン」を紹介しながら私たちのケースについて紹介していきたいと思う。


だがその前に、私たちのなれそめを語るうえで外せないテーマについて話す必要がある。そもそもなぜ私は「日本人」じゃなくて「外国人」と恋をしようと思ったのか、だ。そこでまずはじめに、どのようにして私が「国際恋愛マインド」になったのかについて話していきたい。


私はずっと、自分に合う男性なんてどこにもいない、と思っていた。どんなタイプの男性(日本人)と付き合っても、なんだかしっくりこず、長続きしなかったからだ。「一緒にいるのに寂しい」という感覚が、いつもあったのだ。


友人からは、「感情豊かで愛情表現が激しい私」を乗りこなせる日本人男性はいない、と言われてきた。なるほど、なかなか鋭い指摘だと思った。どちらかというと私は「穏やかな恋愛」よりも「情熱的な恋愛」を望むタイプだ。好きな人には自分を誰よりも知って欲しいし、私も相手を誰よりも知りたいと思っている。何を考え生きているのか、どんな信念をもっているのか、どんな価値観をもっているのか。相手がどんな人間なのか、とことん知りたいし、私のことも知って欲しいのだ。


そのためにはお互いにさらけ出し、ときには衝突しながらもとことん向き合いたいと思っている。自称、「魂と魂のぶつかり稽古を望む恋愛相撲レスラー」なのだ。しかし、過去に付き合った人はみんな、ぶつかり稽古はおろか、練習の土俵にも上がってくれなかった。そもそも確固たる信念をもって生きている人自体が少なかった。みんな周りに流され、そつなく生きている人ばかりだった。だから私はいつも「ひとり相撲」をしていた。


素の自分を隠して付き合おうとしたこともある。だが、相手にうまく合わせることができずに自分を責めたり、ありのままの自分を受け入れてもらえないことに、自信をなくしていった。好きな相手といるために自分を偽らなければいけない。この矛盾した現実は、喉に刺さった小骨のように私の心にひっかかり、じわじわと苦しめた。


そんな私を、「魅力的」だと言ってくれたのが、外国人メンズたちだった。彼らは私が自分の考えや意見をハッキリ伝えても、気を悪くしたり、引いたりしなかった。それどころかウェルカムで、普段私が考えていること、疑問に思っていること、納得いかないこと、いろんなことを楽しく議論できた(もちろん「この映画おもしろいね」「このご飯おいしいね」といった普通の恋人っぽい会話も楽しんだ)。


日本人男性は従順で御しやすい女性を好む傾向があるが、外国人男性は、芯があり自立している女性を好む傾向があるように感じた(もちろん日本人特有の「謙虚で控えめな女性」を好む外国人男性もいる)。


彼らと付き合う上で、愛情表現も申し分なかった。会うたびに、「かわいい目だね」「君のカーリーヘアが好き」とストレートに伝えてくれるので、日本人男性といるときにいつも感じていた「私は愛されているのだろうか?」という不安も一切なかった。


彼らといると自分らしくいられたし、つねに愛されているという実感があり幸せだった。いつも褒めてくれるので、自己肯定感もぐんぐん上がった。男性の運気を上げる女性のことを「アゲマン」というが、彼らはその逆バージョン、私にとっては「アゲチン」だった。


いろいろ話したが、シンプルに外国人にモテたからという理由も大きい。需要のない場所で負け戦を続けるより、需要のある場所で勝ち戦をしたほうが、恋愛は断然楽しいし有益だ。


私が外国人にモテることを自覚したのは、大学の卒業旅行でセブ島(フィリピン)へ行ったとき。1日目の夜に訪れたレストランのウェーターにナンパされたのがきっかけだった(のちに初彼氏となるそのメンズとのエピソードはコチラから)その後、台湾で訪れた「足裏角質取りの店」では、友人の足裏を削っていた台湾人男性から連絡先を渡されたことや、竹橋駅で電車の乗り方を教えたカナダ人からデートに誘われたこともある。アリゾナアメリカ)のバーでポーカーをしていたら、「君の隣に座る男性から」とバーテンダーからお酒を渡されたこともあった。極めつけは初めて参加した国際恋愛パーティーだ。そこでまぁ、モテにモテたのだ(自分で言うな)。


こうした事情や経緯を経て、「私の国際恋愛マインド」は作られたわけである。


さて、つづいて私とダーリンの出会いについて話していこう。


外国人と出会う方法にはいろいろあるが、大きく分けると「自然に出会う」パターンと「お膳立てされた環境で出会う」パターンの2種類がある。


外国人との出会い方(パンジー薫調べ)

自然に出会うパターン

婚活で出会うパターン

職場や学校

国際交流パーティー

海外旅行先や留学先

マッチングアプリ

英会話教室

国語学習アプリやSNS

友人・知人の紹介

 

クラブやバー

 

 

外国人の彼氏を作りたい人向けの記事で必ずといっていいほど紹介される「国際交流パーティー」だが、このザ・定番の方法で私たちは出会った。しかし一口に「国際交流パーティー」と言っても、今や「国際恋愛」戦国時代。いろんな国際パーティーが乱立する状態だ。そこで私は、一番気軽に参加できそうなものを探してみた。そして「外国人の友達(Gaitomo)を作ろう!」が趣旨で、英語が話せなくても大丈夫だと謳うGaitomo国際交流パーティーを選ぶことにした。開催場所が勝手知ったる表参道だったのも、私の背中を押してくれた。


そして25歳の3月。国際交流パーティーデビュー。


ドキドキしながら初めて参加した国際パーティーは、とてもクレイジーだったのを覚えている。フロアは外国の空港に降りたときのような異国の匂いがしたし、外国人メンズは押しが強くてグイグイくるし、予想以上にみんな日本語話せるし、ライバルはルーシー・リューばりのアジアンビティーばかり……かと思いきや普通の女性ばかりだったし(拍子抜け)……。でも一番クレイジーだったのは、一緒に参加したモテ女のまりなが全然モテなくて、合コンではいつも負け負けの私がモテたことだ(すでに前述したが)。


まりなは「外れなしの女」と異名をとるほど、合コンに連れて行くとメンズたちに喜ばれ、合コンを盛り上げる人材だった。その「外れなしの女」が国際交流パーティーで初めて外れたのだ。あとでわかったことだが、小柄でかわいい(童顔)女性を好む日本人メンズとちがい、外国人メンズは「表情豊かでよく笑う女性」を魅力的に思うらしい。また、自分から声をかける日本人女性は少ないため、積極的にニコニコ話しかける私の好感度は抜群だったようだ(自分で言うなパート2)。外国人にモテる日本人女性の特徴については、こちらの記事に詳しく書いているので気になる人はチェケラ。

夫との出会いは、パーティータイムも残り1時間というときに訪れた。インドレストランを経営するというヤリ手のインド人に猛アプローチされ、「モテる女はつらいな~」と寅さんムードに浸っていたときだった。私のイーグルアイ(視力両目とも1.5)が、ライアン・ゴズリング似のイケメンを捉えたのだ。


ナン食べ放題か、イケメンか。


一秒ほど悩んだが、インドレストランのオーナー夫人の未来は捨てることにした。私はライアンのいる場所まで一直線に向かい、モテランキング1位(自称)の笑顔でライアンに声をかけた。


「Hi. I am Sumire. Nice to meet you.」

「Hi! Nice to meet you too!」

「⁉⁉」


私に挨拶を返してくれたのは、ライアンではなくてその隣にいたブレンダン・フレイザー(映画「ハムナプトラ」主演俳優)似の現夫だった。これが私たちの出会いだった。169㎝の夫は人込みに埋もれて遠くからは見えなかったとはいえ、当初のお目当ては実はライアンだったのはここだけのヒミツだ。まぁ、そのあと私たちはすぐに意気投合し、すぐにライアンなんか忘れたのだけれど。


後日、数ある日本人女性の中から私を選んだ理由を夫に聞いてみた。すると、パーティーの参加理由が決め手となったらしい。私だけが唯一、「結婚相手」を探しに参加した女性だったそう。夫も真剣に交際できる相手を探しに来ていたため、私となら……と思ったようだ。また、最初に話しかけたときのとびきりキュートな笑顔にもグッときて興味をもってくれたらしい。暫定18人の読者のみんな、笑顔は最高のアクセサリーだよ!


私たちのなれそめはこんな感じだ。残念ながら日本人男性と縁がなかった私だが、彼らとの出会いがあったからこそ、現・夫のダーリンと出会えたと思っている。自分が求めるのはどんな人なのか、そして自分を求めてくれるのはどんな人なのか。そういったものは実際に異性と付き合ってみないと見えてこないものだ。だから私は、無駄な出会いや付き合いなんてないと思っている。私に合っていた男性が、たまたまアメリカ人だったのだ。


恋愛は、最後に心から愛せてしっくりくる人と出会えれば、どんなに遠回りしてもいいと思う。大切なのは、そういう人に出会えるように、探し続けることと、どの人とも真剣に向き合うことだと思う。


さて、私からのナンパで出会った私たちが、どのようにして恋人になったかはまた今度。2人の距離がグッと縮まったパーティーでの会話や出来事については「なれそめ#2」で書いていくのでお楽しみに。

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↓やっちゃえNISSAN、なっちゃえDOKUSYA↓


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国際恋愛・結婚でよく聞かれる質問に答えてみました

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