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すべてセルフプロデュース! わが家の「手作り結婚式」ルポ(1)

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独身時代、恋愛の悩みでさんざんお世話になった「発言小町」。そんな古巣を久しぶりに覗いてみると、興味深いトピックを見つけた。

タイトルは「ここが変だよ、日本の結婚式!」というもの。投稿文を読んでみると、どうやら投稿主のぺんぎん村さんは、日本流の結婚式に疑問を抱いているらしい。

具体例をあげると、「ご祝儀3万円」という値段設定、必ずフルコースで出される料理や引き出物、そして高額なレンタルドレス料といった感じだ。

ぺんぎん村さんの主張はシンプルだ。「ご祝儀の3万円という価格は高すぎてゲストの負担になっている。本来結婚式とは、祝いに来てくれるゲストに負担をかけず、控えめなパーティーでも心のこもったおもてなしをするものでは」というもの。

ようは、ご祝儀はゲストの負担にならない金額にする代わり、食事や演出内容もそれに見合ったものにすべきだ、という。はげしく同意である。

そもそも式場側から提示されるウェディング費用は、「ゲストが3万円のご祝儀を持ってくる」前提で算出されている点がおかしいと私も思っていた。3万円て……。独り暮らしのOLの食費1か月分ほどではないだろうか。

いくら友人の晴れ舞台と言っても人には生活がある。そこで悩んだ末に3万円に満たない金額を包んだ人がいても不思議ではない。だが、それが友情にヒビをいれてしまう事態が現実にたくさん起きているのだ。結婚式のご祝儀トラブルについては、私もチラホラ見聞きしてきたから知っているが、「結婚式とは一体なんなのだろう」と改めて思わずにはいられない。

ぺんぎん村さんと同じように不満や疑問を持っている人は多いようだ。このトピックにはたくさんのレスがついていた。レスを読んでいくと、ほかにも「お色直しの必要性」や「派手な演出」、「すべてに持ち込み料がかかるせいで好きなドレスやブーケを選べない」といった、今や巨大ビジネス化した日本の結婚式の闇が見えてくる。

実際に友人の結婚式に参加して私が不満に思ったのは、タイトなスケジュールで構成される披露宴とテーブルの配置だ。「パーティ」なのだから、結婚する友人と一緒にお酒を飲みながら色々話したいのがゲストの本音ではないだろうか。しかし、その友人に話しかけるには席が離れすぎていると思うのだ。

言い方は悪いが、まるで新郎新婦は王族かのよう。一段高い高座に座り、ゲストを一望できるような配置で座っている。これでは気軽に「イェ~イ飲んでるぅ~?」なんて声をかけることもできやしない。

加えて、次から次へと運ばれてくるコース料理やその合間に行われる演出や余興の数々。食べたり、見たり、ゲストは大忙しである。王族であるはずの新郎新婦も、各ゲストテーブルへ挨拶に回ったり、衣装を着替えたり、演出の準備のためにスタンバイしたり、ゆっくり食べる暇がないときた。

結局、私が友人と話せるのはいつも、テーブルに挨拶回りにきたときと、写真タイムで王座に上るのを許されたとき(2回)と、披露宴が終わり引き出物を貰う時くらい。トータル、15分もないのではないだろうか。

3万円も払って友人と会話できる時間15分以下。いくらなんでもコスパが悪すぎないだろうか。キャバクラでも3万払えば「推し」ともっと話せるやろがいっ! と思わずつっこみたくなるほどである。知らんけど。

と、いうワケで、私は自分の結婚式は絶対にアットホームな雰囲気で、ゲストと心ゆくまで飲んで踊ってトークして過ごせるものにしたいと思っていた。昼にスタートして夜までアゲアゲパーリナイみたいな。過剰な演出や余興はなしで。

歌で例えるなら、Hey‼ DJカマせyeah×3、気分上々の針おとせ音鳴らせパーリナイ飲もうライ×3みんなで踊れ、みたいな。……mihimaru GT元気かな。

ゲストはこちらを祝うために来てくれるのだから、できれば参加費用も取らないで行いたいとも思った。そのためには会場費用もできるだけ抑えたい。

しかし、上記の希望をかなえようとすると、いわゆる結婚式を提供しているサービスやホテル、教会などは全滅だった。「ウエディング業界の歴史 ~どこから需要が発生し、どのように発展してきたのか~」によると、なんでもかんでもマネ$、マネ$、マネー$なマンマ・ミーア!結婚式スタイルは、バブル崩壊後の90年代前半に登場したらしいので、もうデロリアンに乗ってバブル崩壊前に行くしかない。

いや待てよ。そういえば「セルフプロデュース」を売りにしたウェディング会社があったではないか。だがよくよく調べてみると、「自分たちのやりたい結婚式を作ろう」という割に、そのためのプランナーを弊社にお願いする……という形であった。いやいや、そのプランニングをこちらは自分でやりたいのだが。しかも既存のホテルウェディングと比べてお安いか、というとそうでもなかったり。

はぁ、困った。私は低予算で自分のしたい結婚式をしたいだけなのに。ゼクシィ相談カウンターから貰った、式場ではない一軒家で挙式した場合の見積もり用紙の金額「500万」と言う数字を見ながらどれだけガッカリしたことか。

そんなときに、こちらの記事「結婚式を熱海でやろうと決めた理由」を見つけた。私たちと同じように「日本流の結婚式」に疑問を抱き、自分たちでカスタマイズした結婚式をやりたい、そしてそれを実際に実現した西村さん夫婦によるレポートブログだ。

この記事を読んで私は初めてairbnbというサービスを知り、「結婚式場さがしに使える!」と思った。さっそく希望条件を入れて検索。あれこれ考えた結果、私たちも西村さん夫妻と同じStudio Leaf ATAMIに決めることにした。ガーデンウェディングをしたかった私たちにとって、海が見える庭付きの戸建ては理想のロケーションだったのだ。

Studio Leaf ATAMI

場所は決まった。あとは、衣装、ヘアメイク、料理&ドリンク、会場装飾、撮影、音響、牧師さんをどうするか。これらについてはルポ(2)で書いていきたい。

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次回もぜひお楽しみに。

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↓やっちゃえNISSAN、なっちゃえDOKUSYA↓


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