ぱんじーすみれのおもってたんとちがう!

国際ファミリーがくりひろげる、「おもってたんとちがう!」日常エンターテイメント。

アメリカン忍者、参上

吹き出し左側用のアイコン

本サイトのコンテンツには商品プロモーションが含まれている場合があります

読者になって通知を受け取ろう★

ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。
はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。

私の夫は、元アメリ海兵隊である。

こう聞いて、「あぁ、海兵隊ね!」となる人は少ないだろう。むしろ、「あぁ、海軍なのか」と勘違いする人が多いのではないだろうか。

実は私がそうだった。ながらく、夫は元‟海軍”だと思っていたのだ。なぜ、私がこのような勘違いをしていたのか。それは、日本の自衛隊といえば、「陸軍」「海軍」「空軍」の3つの軍種から成り立っており、勝手にアメリカ軍も同じだろうと思っていたからだ。だから「海兵隊」と聞いて「海軍」と脳内変換してしまっていた。

だが、私は知らなかっただけなのだ。アメリカ軍にはおなじみの「陸・海・空」のほかに、海兵隊、そして沿岸警備隊という軍種があるということに。

では、「海兵隊」とは一体なんなのか。夫に聞いてみたところ、衝撃の回答をもらった。

ずばり……「殺人のプロ」だそうだ。

夫いわく、海兵隊は陸・海・空のなかで最強、一番「戦闘力」のある部隊らしい。というのも彼らは一番初めに敵地や戦地に降り立つ、先遣部隊だから。

たとえば急にアメリカに敵が襲ってきた、となったとき。軍に戦闘許可をだすかどうか、いちいち国会で議論をしたり採決をしていたらやられてしまう。だが、海兵隊であれば、大統領の判断・命令ひとつで戦闘を開始できる、そんな特徴をもつスペシャルな軍隊なのだそう。

最強部隊「海兵隊」。一体どんな訓練を受けているのか、興味がわいた。そこで夫がリアルだと絶賛する『フルメタル・ジャケット』という映画を一緒に見てみた。夫は懐かしい、そうそうこんな感じ! と興奮していたが、私は暴言、暴力、理不尽のオンパレードに、圧倒されてしまった。

夫はこんな世界にいたのか。

改めて知る、夫の過去。海兵隊について知れるいい映画であった。

海兵隊の訓練については、他にもYouTubeで「marine training」「marine boot camp」と検索して見る方法があるのでぜひ。

余談だが、夫の口が悪くなったのは、海兵隊にいたせいだ、とひそかに思っている。動画や映画を見てもらうと分かるが、指揮官や訓練隊長含め、みんなFワードや暴言連発だからだ。アメリカ軍の中でも、海兵隊は口が悪いことで有名らしい。

前置きが長くなったが、夫には海兵隊で培った特殊というか変テコというか、忍者のような能力があるので紹介したい。

まずは忍法、猫足・猫手だ。戦地で敵に見つからないように、と身に付けた技である。びっくりするほど物音を立てずに動けるため、子どもの寝かしつけで大活躍している。ちなみにこの猫足のせいで何度もバック(背後)を取られている私は、そのたびに腰を抜かしている。

続いて忍法、地獄耳。見えない敵と戦うために体得したこの技で、夫は震度1の揺れを察知できる。普段聞こえるパターンとは違う音が聞こえるらしいが、震度1の揺れに気づいたところで、それがなんの役に立つのだろうか……。だが、この能力を使えば庭に侵入者があってもすぐに対応可能である。今のところ、侵入者は小鳥ばかりだけれど。

さて、そんなに耳がいいくせに、子どもがギャーギャー騒ぐリビングで夫は寝れてしまうから摩訶不思議。もしかしたら能力を開いたり閉じたり、自在にできるのかもしれない。さすがは元海兵隊、だ。

最強の軍で戦っていた夫は今、子育てに奮闘している。車やリビングで寝落ちしてしまった子どもをそっと抱き上げ、起こさないようにベッドに寝かす。そして起こさないように猫足で部屋を出る。

夫は、我が家に欠かせないアメリカン忍者なのである。

***

次回もぜひお楽しみに。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
↓やっちゃえNISSAN、なっちゃえDOKUSYA↓


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

\「
ブログ村」人気のブロガーさんをチェック/

にほんブログ村 恋愛ブログへ

初めましての方へ

国際恋愛・結婚でよく聞かれる質問に答えてみました

▼これまで書いたお仕事記事はこちら