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剃る? 剃らない? アンダーヘア事情

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ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します
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夫と交際当初、下の毛を剃るかどうか悩んだものだ。

というのも、「日本人女性は下の毛がボーボーで驚いた」、という欧米人男性の体験談を、ネット記事かなんかで読んだからだ。毛の色素が薄い欧米では、腕毛の処理には無頓着だが、アンダーヘアの処理は最低限のエチケットだと考えられている。実際に、欧米女性の8割はアンダーヘアの処理をしているらしい。

悩んだ末、もともとパンツからのハミ毛が気になっていたこともあり、Vラインをカミソリで剃ることにした。剃ったらどうなってしまうのか少し不安だったが、ハミ毛もなくなりスッキリ。アンダーヘアの処理は予想外にいいものだと思った。

だが、このときの私はまだ知らなかったのだ。家に帰るまでが遠足なのと同様、剃った箇所に新しい毛が生えてくるチクチクに耐え、生えたらまた剃るの繰り返しが「アンダーヘア処理」だということに。

数日もすると、私のあそこを猛烈なかゆみが襲った。今すぐパンツの中をかきむしりたいほどの衝動だ。やつらだ。やつらが戻ってきたのだ。更地となった無防備な私の股間を守ろうと、まだ地中に残るアンダーヘア―の毛根から、毛が伸びてきたのだ。

今すぐ剃りたい気持ちにかられるが、長さがたりないのであきらめる。このかゆみにあと数日耐えないとならないなんて……!

こうして私は必死にかゆみにたえながら数日をやり過ごし、また剃る、という無限ループの日々を過ごすようになっていった。心の中では、ボーボーでもチクチクとは無縁だった平和な日々を懐かしむ毎日だった。

そんなある日。

剃り続けて「荒れ地」になってしまった私のあそこを夫(当時彼氏)がみて、もう剃るのはやめてほしい、と言ってきたのだ。たしかに、私のあそこはもう限界だった。生えては剃るをショートスパンで繰り返してきたおかげで、Vラインはカミソリ負けによる赤いポツポツだらけになっていたのだ。

本音を言えば、私だってもうこの不毛な戦いを止めたかった。だが、夫はアメリカ人である。処理をやめてまたボーボーに戻ってしまったら、ツイッターの裏垢などで「日本人彼女のアンダーヘア―はボーボー」なんてつぶやかれるのではないか。

そんな私の心配を見透かしたのか、夫が言った。

I like MORI.(俺は森が好き)

……夫はまさかの「ボーボー派」だったのだ。そうとも知らず、私は剃り続けてきたようだ。ムダ毛だけでなく、ボーボー族の誇りさえも。

その後。

私がアンダーヘアを剃ることは二度となかったが、Vラインだけは永久脱毛した。これなら、夫の好きな森をキープしつつ、パンツからのハミ毛問題も解決できると思ったからだ。

それにしても。

欧米人の男性にもボーボー好きがいると分かり(しかもそれは自分の夫)、嬉しいような、そうでもないような、どうでもいいような。

まぁ、私みたいに「不毛な戦い(毛だけに)」をしなくて済むよう、欧米人の恋人がいるという日本人女性は、剃る前に相手の好みは聞いておくといいかもしれない。

次回もぜひお楽しみに。

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